ソープフィニッシュ

仕上げの特性

ソープフィニッシュ

ソープフィニッシュは、石鹸で家具を洗う事が習慣になっている北欧で自然発生的に生まれた仕上げです。木部を石鹸溶液に浸して乾かすと、水分は蒸発して導管に石鹸分が残ります。この石鹸成分が木を保護して、次に洗った時に汚れを落としやすくする効果を発揮します。白木の材などに用いられて、石鹸溶液で洗い続ける事により白木の白い風合いを保つ仕上げです。

お手入れ方法

ソープフィニッシュ

小さな傷などは#240のサンドペーパーであらかじめ削り取ります。1リットルのぬるま湯(30-40℃)に、フレーク状に削った無添加の石鹸を大さじ1杯程溶かし、石鹸溶液を作ります。これをスポンジにとり、木目に沿って小口を避けながらそっと洗って行きます。小口は水分を吸い込みやすいため、乾いた時の湿度変化で木の割れを防ぐため、なるべく水分を入れないようにします。また、泡を残すとシミの原因になるため完全に拭き取ってください。乾いたら、#400のサンドペーパーで表面の毛羽立ちを研磨して滑らかにします。

ソープフィニッシュ

Sitwellでは、デンマークの家具メンテナンス プロダクト「Guardian Protection Products」の「Guardian Soap Flakes」を販売しています。
Guardian Soap Flakesは、石けんがフレーク状になっているので、お湯に溶けやすく簡単に使用することができます。